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〈図2〉
アミノ酸吸収システムでは、アミノ酸輸送体がアミノ酸を一つずつ吸収します。
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〈図3〉
ショートペプチド吸収システムでは、ペプチド輸送体がジペプチド、トリペプチドを吸収するので、一度に複数のアミノ酸が吸収されることになります。
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〈吸収阻害〉 |
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〈図4〉
化学的性質が類似したアミノ酸同士では、アミノ酸輸送体に対して競争が起こり吸収阻害を起こす(図4)。一方、ショートペプチドでは、吸収阻害は起こらない。
たんぱく質吸収の場である小腸の構造は、栄養吸収効率を上げる為に、
ヒダ構造が連続し、小腸全体の表面積が大きくなっています。
〈図5〉
このヒダにはショートペプチドと親和性が高い(仲の良い)酵素が存在する。
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アミノ酸が4〜6個のショートペプチドは、この酵素で切断(消化)され、すぐ隣のペプチド輸送体やアミノ酸輸送体によって吸収される。これを膜消化という。 |
〈図6〉
膜消化によりトリペプチド、ジペプチド、アミノ酸にまで分解されてからそのまま吸収される。
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