ショートペプチド

たんぱく質吸収の主役は一番吸収されやすいショートペプチド
ショートペプチドの含有率=吸収性の高さ
CSPP1 Golden Expressは、
カゼインショートペプチド90%以上含有(たんぱく質成分中)



〈図1〉たんぱく質は、アミノ酸が多数結合したもの

〈図1〉
摂取したたんぱく質は、口、食道、胃を経ながら物理的そして消化酵素により化学的に段階的に細かく分解され、最終的に小腸内でアミノ酸又はショートペプチドの形で吸収されます。
ショートペプチドとはアミノ酸が2個結合したものをジペプチド、3個結合したものをトリペプチド、2〜6個結合したものをまとめてショートペプチドと呼んでいます。
プロテインを一つ一つのアミノ酸にまで分解して吸収していると時間とエネルギーがかかります。

〈吸収メカニズム〉
アミノ酸の吸収効率を上げる為に、アミノ酸吸収システムとシュートペプチド吸収システムがあります。

〈図2〉
アミノ酸吸収システムでは、アミノ酸輸送体がアミノ酸を一つずつ吸収します。
   
〈図3〉
ショートペプチド吸収システムでは、ペプチド輸送体がジペプチド、トリペプチドを吸収するので、一度に複数のアミノ酸が吸収されることになります。

〈吸収阻害〉
〈図4〉
化学的性質が類似したアミノ酸同士では、アミノ酸輸送体に対して競争が起こり吸収阻害を起こす(図4)。一方、ショートペプチドでは、吸収阻害は起こらない。


たんぱく質吸収の場である小腸の構造は、栄養吸収効率を上げる為に、
ヒダ構造が連続し、小腸全体の表面積が大きくなっています。



〈図5〉
このヒダにはショートペプチドと親和性が高い(仲の良い)酵素が存在する。

アミノ酸が4〜6個のショートペプチドは、この酵素で切断(消化)され、すぐ隣のペプチド輸送体やアミノ酸輸送体によって吸収される。これを膜消化という。


〈図6〉
膜消化によりトリペプチド、ジペプチド、アミノ酸にまで分解されてからそのまま吸収される。